赴く先の云々
※いろいろある。
●歯科へ行く
当初の目的とは別件で、気になる歯が発覚。
よくあるパターンのやつ。
一通りの施術が終わって、待っている時、うっすら聞こえてくる会話。
「デススパイラルの説明して」
「患者さんにデススパイラルの説明をお願いします」
「デススパイラル云々」
デススパイラルってなんぞ。
そのワードは既に私の頭の中でスパイラルしてるわ。
やかましいわ。
まあワードからどんな意味かは連想は出来るんだけどさ。
そもそも、それが私に対するワードかも分からんし。
結局その日は明確な説明は無かった。
次回かな。
●喫茶店へ行く
どこぞの建物の2階にひっそりと佇むお店。
雰囲気のある店内。
アコースティックギターがあり。
本があり、漫画があり。
小さな花瓶や小皿なんかも売っている。
席へ案内され、ぐるりと店内を見ると、壁に小さい先客。
じっと見ていると、店員さんが気付く。
「あら蜘蛛。まあ、建物が古いですから」
「そうなんですねー」
「虫はお嫌いですか?」
「いえ。別に噛まれたりしたことはないですし」
「人によっては苦手ってかたもいらっしゃいますからねー」
「まあ、そうですよねー」
とても温厚。
いや、おっとりしすぎですよ。
まあ別に、私はいいんだけどさあ。
今、他にお客さんいないし。
飲食店としては致命的だぞ。
結局、店員さんがうまいこと捕らえた(屠った)みたい。
●コンビニへ行く
レジ手前までは1列に並んで、空いたレジに順次分岐するタイプのコンビニで、なぜか私の真後ろにいる爺さん。
始めは煙草の番号確認してるのかな、なんて思ってたんだけど、明らかに並んでいる顔して立っている。
「あっちの列、並ばなくていいんですか?」
「いい、待ってる」
いい、待ってるじゃあなくてさ。
爺さんより先にルール通り並んでる人が損する事についてはどう思ってんのかなこの人。
謎。
その場で出さず溜めてブログに書くあたり、へその曲がった人間という自覚はあります。
あしからず。
筆を置くことにする。